私よりお若い方に関わらせていただけました。
病いは重く、看病するご家族は本当に悲しそうでした。

ご自宅にお伺いすると、ご本人は静かに休まれており、あまり言葉を語られません。
私は「死を前にしてなぜこれほどまで穏やかにいられるのだろう」と、この方にぜひ学びたいと強く思っていました。
しかし
伺うごとに病状が悪化し、そのお心の内をお聞きする間もなく最期の時がやってきてしまいました。
看取りの時、ご家族の悲しみは、近くにいる私にもひしひしと伝わってきて、こちらも何も言葉がありません。

翌日、
たんぽぽ診療所で、診察を始めたとき、通院してきてくださるお一人お一人が輝い て見えました。
「今、生きている」ということの大切さをやっと私が学ぶことができたのでしょうか…

「死を背景にしてこそ生の意味はあざやかになる」
この方が、わたしにお教えくださったことです。
関連記事
未分類 | コメント(0)
コメント

管理者のみに表示