本当のコトバ

2018/08/23 Thu 22:27

 悲しみに苦しむ方が、幾人もたんぽぽ診療所においでくださいます。
私の前にお座りになり、大切な言葉を発してくださります。

「(大切な人を亡くすと)人生の半分とられた」
「(大切な人を亡くして、1年たつと)本当にいないんだなと、ヒシヒシと感じる」

私自身もそうですが、
本当に苦しい時、本当に悲しい時しか、この気持ちはわからない・・・
しかし、人にケアをしようとするのは
本当に苦しい時、本当に悲しい時はできない・・・?

先日、ご主人が癌で苦しんでおられる奥様が、私の前でやはり悲しみを語って行かれました。
最後に「先生、何か言ってよ」と言われ ました。
私は何も言えない・・・。
奥様の悲しみから出る「本当のコトバ」の前に、私は何も発することができない。

私の好きな歌に「ふれあい」という曲があります。
「悲しみに 出会うたび あの人を 思い出す こんな時 そばにいて 肩を抱いて ほしいと
なぐさめも 涙もいらないさ ぬくもりが ほしいだけ ひとはみな 一人では 生きてゆけない ものだから ...」

一人では生きてゆけない…
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