奇跡の夕日

2017/10/26 Thu 13:54

昨日は1日雨でした。
しかし日没間際に雨がやんできました。
ちょうど済生会病院の夜勤の始まりで、電子カルテ越しに窓の外を見ていると、
見る見る雲が茜色に染まってきました。
そしてその茜色の雲間から、沈みゆく太陽の光が注ぎ始めました。
本当に言葉に尽くせない光景でした。
きっとこのような「奇跡の夕日」の光景はたびたびあるに違いないのですが
私がいろいろなことに追われ、この光景に気づかずに忙しそうに過ごしているのでしょう。
とても人間が創り出すことのできないこのような美しい光景・・・
そ れに気づくか気づかないか・・・
未分類 | コメント(0)

生きていくあなたへ

2017/10/15 Sun 09:37

 今年7月にお亡くなりになった日野原重明先生の最期のお言葉がこのたび「生きていくあなたへ」と題して出版されました。早速買い求めて読みました。
「人間は弱いものだよ」
「死ぬのは僕でもこわいんだよ」
「自分のことはいちばんわからないから、一生かけて発見していくものだよ」
という、日野原先生が遺したかった最期の言葉が続きます。

「弱さ」「死への恐怖」「本当の自分との対面」
私が日々、診療の中で痛感していることです。
それを見透かしたかのように、日野原先生は最後のコトバとして、その大切さを示してくださいました。
未分類 | コメント(0)

興津坐漁荘

2017/10/09 Mon 18:43

 連休、ちょっと時間があったので、息子と興津坐漁荘を訪れました。坐漁荘をご存知の方が多いと思いますが、明治の元老西園寺公望が大正8年に、興津清見寺町に建てた別荘で、現在は明治村に移築され、国の登録文化財として公開されています。静岡市がもとあった地にできる限り忠実に復元したものが興津にあります。私は以前からこの復元されたことを聞いていて、一度訪れたかったのですが、これが実現しました。実は、今から40年以上前、小学生の私を、私の亡き父が、明治村へ坐漁荘を見に連れて行ってくれたことを覚えています。さらに昭和3年清水生まれの父は、子供の頃、自転車でよく興津に坐漁荘を見に行ったそうです。(西園寺公望は昭和15年11月24日に坐漁荘で死去されています)
時間の流れ、歴史の流れ、その中で、自分の人生の流れを感じた瞬間でした。
未分類 | コメント(0)
 | HOME |