「ゆずり葉の季節」

2017/01/29 Sun 10:54

本日は劇団たんぽぽ様の「ゆずり葉の季節」のご案内です。
「たんぽぽ」というコトバが同じなのも嬉しいですが、劇団たんぽぽ様がこの「ゆずり葉の季節」にかける思いもとても素敵です。
以下劇団たんぽぽ様の言葉です。
「必要なものは、ただ一つ、本当にそうだと思います。
今回のお芝居である「ゆずり葉の季節」は、在宅医療、看取りをテーマにしておりますが、旅立っていく人たちが残していくもの、見送る人たちが受け継ぐもの、その大切さを伝えたいと思っております。」

たんぽぽ診療所の名前の由来、星野富弘さんの「たんぽぽ」の詩
「いつだったかきみたちが 空をとんで行くのを見たよ
風に吹かれて ただ一つのものを持って 旅する姿が うれしくてならなかったよ
人間だってどうしても 必要なものはただ一つ
私も余分なものを捨てれば 空がとべるような気がしたよ」

この詩にある「人間だってどうしても必要なものはただ一つ 」は死ぬ間際の人が教えてくれるような気がします。
ですから、私が緩和ケアをやっているのは、私が何か患者さんにしているのではなく、死に逝く人から、私が教わっているのです。
いま日本では年間130万人の人が亡くなっています。
その人の傍に、本気で寄り添ってくれる人(それはきっとその人を心から愛している人しかいないでしょう)が増えてくれることを願っています。
このために、劇団たんぽぽ様が、死ぬ逝く人から学ぶことの大切さを広めていただけると願っております。
詳しくはhttp://www.gekidan-tanpopo.com/info/index.htmlをご覧ください。
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夢でいい、妻に逢いたい

2017/01/18 Wed 17:59

「夢でいい、妻に逢いたい」
昨日は阪神・淡路大震災から22年の1月17日でした。
ネットニュースで上記の文字が目に飛び込んできました。
大震災で奥様をなくされた方が、ご遺族を代表して、思いを語られたことのニュースでした。
22年たっても、いや22年たったからこそ、思いは大切なのではないでしょうか…。

ケアの仕事をしていると、病む方、病む方を看病する方、そして…亡くなられる方、亡くなられた方を偲ぶ方。
皆様に同じような深い思いがあると確信しております。
そのような思いを感じてケアをしているかと自問自答すれば、恥ずかしくなるばかりです。

亡き方を悼む日・・・自らのふがいなさを痛感する日でもあります。
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新しいホームページ

2017/01/16 Mon 09:57

 たんぽぽ診療所のホームページがリニューアルしました。
これからこの場所で、また患者さんやそのご家族から学んだ人生の糧をお伝えしてまいります。
どうかよろしくお願いいたします。
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