どう生きるか

2013/09/22 Sun 20:40

昨日「お彼岸」と題して日記を書きましたが、今朝、更に長く長く往診していた方が亡くなられました。昨夜は好きなお酒を飲まれて・・・。今朝、脈が弱くなっていく中で、「病院へ行こうか?」という問いかけに「いやこのまま家でいい」と答えられて・・・。昨日は「最期の物語という私の死を載せましたが、「死ぬ瞬間」という名著を書かれたエリザベス・キューブラ・ロス先生が「死は怖くない。死は人生でもっともすばらしい経験にもなりうる。そうなるかどうかは、その人がどう生きたかにかかっている。(「人生は廻る輪のように」p375)と書かれています。本日看取らせていただいた方にも、その穏やかな死に顔から「しっかり生きろよ」と教えられたような気がします。
〈死に逝く人の最期の物語を共に紡ぐことによって、自分の本当の物語がはじまる・・・〉
いかに生きればいいのか?学んでいきたいです。
日記 | コメント(0)

お彼岸

2013/09/21 Sat 20:41

数日前、何年も往診させていただいたご高齢の方を看取らせていただきました。最期は看病してくださる息子さんへ「ありがとう 世話になったな」と告げられてご逝去されました。更に昨夜から今朝にかけてお付き合いは短かったですがお二人の方を看取りました。やはりご家族の見守る中、ご家族の涙の中で世を去っていかれました。ちょうど本日は静岡ボランティア協会様で「最期の物語」と題して講演をさせていただきました。
〈人生は物語だろうか?一人一人違う人生を歩むという点では物語のようだ。
最期はどんな物語を?
死に逝く人の言葉は重く厳しい。それを聴くことは辛い。
しかし死に逝く人の言葉に耳を傾けることは、その人の最期の物語を共に紡ぐことになるのだろう。
それは自分の最期の物語のはじまりかもしれない・・・〉
講演・勉強会 | コメント(0)
 | HOME |